診療内容
泌尿器悪性腫瘍の診断と治療
- 前立腺がん PSA 経直腸エコーによる診断 前立腺生検
- 膀胱がん 軟性電子スコープによる苦痛の少ない検査と治療
- 腎がん パワードップラーエコーによる診断 免疫療法
- 精巣腫瘍 診断と術後経過観察
良性疾患
- 前立腺肥大症/過活動膀胱の薬物治療
- 尿路結石 薬物療法
- 尿路感染症 膀胱炎 腎盂腎炎 前立腺炎 精巣上体炎
- STD(性病)
- 尿失禁
- インポテンツ
- その他
がんの疼痛緩和 在宅医療
多くのがんの終末期の患者さんを病院あるいは在宅で看取りました。
終末期の患者さんの在宅医療に取り組んでいます。
1.前立腺がん
前立腺がんは、食生活の欧米化や高齢化にともなって、非常に増加しているがんです。
進行がんになると、排尿障害や骨の転移部の痛みなどが症状で出現します。
ただ、PSAを採血検査するだけで、がんが疑わしいかがわかるために、早期がんが年々増加しています。50歳以上の方で、一度は、採血してみることを勧めます。何も治療しないでも命にかかわらない方から、急速に進行する方までさまざまですが、比較的進行はゆっくりで、治療方法がしっかりとあります。その方にあった治療方法の選択が大切となります。
2.膀胱がん
血尿で発見されることが多く、近年は、超音波検査で偶然発見される症例が増えています。
喫煙者で、発症率が高く、早期がんでは、尿道から内視鏡の手術で、治療が可能です。
3.腎がん
腎がんは、検診の超音波検査やCT検査で偶然発見される症例が70%前後を占めます。転移がなければ手術が勧められます。転移があれば、抗がん剤が無効で、近年、分子標的約という新しい薬が有効ですが、副作用も多いのが問題点です。
大阪府立成人病センター、市立豊中病院でえた泌尿器科がんに関する知識と経験をいかし、経過観察に必要な適切な検査とその結果説明を十分に、ご理解いただくようにします。
また、最新の検査機器(軟性膀胱鏡や尿流量検査など)を導入し、負担の少ない検査を提供いたします。
治療に関しましても、病院と連携をとりながら、それぞれの患者さんに納得いただける治療を相談し、決定します。
疑問なこと、不安なことがあって当たり前です。なんなりとご相談ください。